今、京都では色々な「変化」が起こっています。

ゴミを減らすユニークな取り組みだったり、
自然と人をつなぐ新しい活動だったり。
ワクワクする魅力的な「変化」が、
そこかしこで生まれているのです。

そのきっかけになっているのは、
「2050年CO2排出量正味ゼロ」という目標。

企業や学校、お店やクリエイター、そして市民の方々が、
京都と世界の豊かな暮らしを守るために、
さまざまな活動をスタートしています。

2050 MAGAZINEは、
そんな「変化」をお届けするウェブマガジン。
見て、知って、参加して、あなたも一緒に変わりませんか？

CO2を中心とする温室効果ガスによる地球温暖化の影響で、
この100年間で世界の平均気温が0.75℃上がりました。
海外では熱波や森林火災が発生し、京都でも鴨川の氾濫や浸水被害が起こっています。

温室効果ガスを減らす努力をしなければ、さらに今から平均気温が最高4.6℃上がる可能性も。
急激な気温上昇とともに、異常気象が増える危険もあるのです。

そうならないよう、2050年までにCO2排出量を正味ゼロにすること。
これが、今私たちが抱えている課題です。

京都にはもともと、環境に優しい文化や暮らしの知恵がたくさん存在しています。

「もったいない」や「しまつのこころ」など、モノを大切にする精神。
自然と共生する文化や知恵、暮らしを彩りつながりを作る生活様式。
京野菜をはじめとした、京の食文化など……
伝統を大切にしながら、時代に合わせて変化し続けることで、京都の歴史は紡がれてきました。

古くからある京都の文化や知恵を活かしながら、
一人ひとりが持続可能なライフスタイルを選んでいく。
その変化の積み重ねが、「2050年CO2排出量正味ゼロ」の実現につながるはずです。

まずは、京都で起きている「変化」を感じることから始めてみませんか？
そして、できることから毎日を一緒にアップデートさせていきましょう。